GEキャピタルに学ぶ不動産・金融ビジネス

【GEキャピタルに学ぶ不動産・金融ビジネス】れからの日本の金融プレーヤーが目指すべき会社をあげるとすれば、私は祷踏することなくGEキャピタルを選びます。不動産ビジネスに精通し、金融ビジネスの中核に不動産投資ビジネスを置いている金融機関で、GEキャピタルほど成功している会社はありません。キャピタルは、いわゆるノンバンクであって銀行ではありません。しかし、少なくてもアメリカでは預金を集める銀行ビジネスの魅力はどんどん薄くなっています。銀行であっても、預金を集めて金利収入で賄っていく銀行は、質の高い銀行とはいえません。現に、アメリカで最も格付けが高い銀行といわれるJPモルガンは、もはや預金に頼らないバンキングビジネスを強く志向していますし、預金業務を手掛けないノンバンクの方が伝統的にアメリカの金融ビジネスをリードしてきたという歴史もあります。そんななかでGEキャピタルは、Aaa(トリプルA)の格付けを持つ最優良の金融機関といえます。GEキャピタルは、その名の通りGE(ゼネラル・エレクトリック)の金融子会社ですが、単なる子会社とはいえないほど高い貢献度を示しています。九六年一二月期GEの連結決算では、GEキャピタルが占める利益貢献度は約四○%まで上がり、一金融子会社では済まないほど金融ビジネスの影響力を増しています。

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